2016.02.26 Friday
自民党とおおさか維新の会はゴロツキ集団である
私はある政党が国民の立場に立っているかどうかを判断する時、二つのことを基準にしています。
1:原発即廃炉を掲げているかどうか
2:憲法の本質的要請である立憲主義をまもろうとしているかどうか
です。
この判断基準から最もズレているのが、自民党であり、おおさか維新の会です。もはや政党の体をなしていません。人間としての礼儀もわきまえないゴロツキ集団であることがはっきりしました。私は、自分のうっぷんを晴らすために、意見の異なる人間や集団に対して、根拠もなく、罵詈雑言を投げつけるネトウヨの皆さんとは違います。
具体的な根拠を挙げます。一昨日、2月24日、国会の予算員会で公聴会があり、公述人として元検事の郷原信郎氏が甘利事件について、意見陳述をしました。公述人は議院が要請して来て頂いた人であり、いわば大切なお客様です。参考人招致での証人喚問のように出席する義務はないのです。その郷原氏に対して自民党の山下貴司議員が、理屈にもなっていない反論をし、それに呼応するかのように、おおさか維新の会の足立康史議員が、郷原氏を侮辱するようなひどい発言をしたのです。足立議員の態度は、公述人に対する態度としては前代未聞です。
現在の国会では、甘利事件について法律的な観点から意見を述べれば、袋叩きにされるのです。昨年6月4日の衆院憲法審査会で、参考人である憲法学者の長谷部恭男・早稲田大教授と小林節・慶応大名誉教授が、安全保障関連法案を「違憲」と指摘したことがよほどこたえたのでしょうね。問題の箇所は6分過ぎから。
ご覧のように人格が空洞化したゴロツキ集団の本質がいかんなく発揮されています。こんな集団が安倍首相とともに改憲へと突き進もうとしているのです。これは記録しておく必要があると思い、このブログを書いています。
この件について2月25日、郷原氏が余程腹に据えかねたのか、自身のブログで反論を書いています。その客観的かつ論理的な反論を読めば、ゴロツキ議員との知能の差は歴然としています。
郷原氏のブログhttps://nobuogohara.wordpress.com/によると、郷原氏が甘利氏の事件が、斡旋利得処罰罪の「まさにど真ん中のストライクに近い事案」と言ったあたりから、自民党が郷原氏に対して、非難し出したと書かれています。その代表者が山下議員ですが、議場は学級崩壊状態だったと書かれています。議長は、郷原氏の発言を無視し、学級崩壊状態を敢えて放置し、指導すらしませんでした。
さらにひどいのは、おおさか維新の会の足立康史議員の発言です。郷原氏はブログで、足立議員の発言について次のように書いています。
『公述人の私に「(公聴会に)なぜ来たのか」、「普通の人は民主党の応援団には弁護士の仕事は頼まない」、「郷原さんは専門家じゃない、政治屋なんです」などと、公述人の意見陳述とは全く関係ない、露骨な誹謗中傷をし、まさに、国会の品位を貶める発言そのものであった。』と。
足立議員の誹謗中傷は、郷原氏がおおさか維新の橋下徹元代表をブログで批判したことを恨んでのことでしょうが、余りに常軌を逸しています。
この発言にも議長は何も注意をしていません。議長の仕事は誹謗中傷発言を誰かの意思を忖度して放置することなのでしょうか。
郷原氏は、これが日本の国会の現状だと述べています。それにしても、検察は何をしているのでしょうか。与党の顔色を窺う検察などはもはや、公正な検察ではありません。もっとも、東京地検特捜部の歴史をたどれば無理もないのですが・・・。
1:原発即廃炉を掲げているかどうか
2:憲法の本質的要請である立憲主義をまもろうとしているかどうか
です。
この判断基準から最もズレているのが、自民党であり、おおさか維新の会です。もはや政党の体をなしていません。人間としての礼儀もわきまえないゴロツキ集団であることがはっきりしました。私は、自分のうっぷんを晴らすために、意見の異なる人間や集団に対して、根拠もなく、罵詈雑言を投げつけるネトウヨの皆さんとは違います。
具体的な根拠を挙げます。一昨日、2月24日、国会の予算員会で公聴会があり、公述人として元検事の郷原信郎氏が甘利事件について、意見陳述をしました。公述人は議院が要請して来て頂いた人であり、いわば大切なお客様です。参考人招致での証人喚問のように出席する義務はないのです。その郷原氏に対して自民党の山下貴司議員が、理屈にもなっていない反論をし、それに呼応するかのように、おおさか維新の会の足立康史議員が、郷原氏を侮辱するようなひどい発言をしたのです。足立議員の態度は、公述人に対する態度としては前代未聞です。
現在の国会では、甘利事件について法律的な観点から意見を述べれば、袋叩きにされるのです。昨年6月4日の衆院憲法審査会で、参考人である憲法学者の長谷部恭男・早稲田大教授と小林節・慶応大名誉教授が、安全保障関連法案を「違憲」と指摘したことがよほどこたえたのでしょうね。問題の箇所は6分過ぎから。
ご覧のように人格が空洞化したゴロツキ集団の本質がいかんなく発揮されています。こんな集団が安倍首相とともに改憲へと突き進もうとしているのです。これは記録しておく必要があると思い、このブログを書いています。
この件について2月25日、郷原氏が余程腹に据えかねたのか、自身のブログで反論を書いています。その客観的かつ論理的な反論を読めば、ゴロツキ議員との知能の差は歴然としています。
郷原氏のブログhttps://nobuogohara.wordpress.com/によると、郷原氏が甘利氏の事件が、斡旋利得処罰罪の「まさにど真ん中のストライクに近い事案」と言ったあたりから、自民党が郷原氏に対して、非難し出したと書かれています。その代表者が山下議員ですが、議場は学級崩壊状態だったと書かれています。議長は、郷原氏の発言を無視し、学級崩壊状態を敢えて放置し、指導すらしませんでした。
さらにひどいのは、おおさか維新の会の足立康史議員の発言です。郷原氏はブログで、足立議員の発言について次のように書いています。
『公述人の私に「(公聴会に)なぜ来たのか」、「普通の人は民主党の応援団には弁護士の仕事は頼まない」、「郷原さんは専門家じゃない、政治屋なんです」などと、公述人の意見陳述とは全く関係ない、露骨な誹謗中傷をし、まさに、国会の品位を貶める発言そのものであった。』と。
足立議員の誹謗中傷は、郷原氏がおおさか維新の橋下徹元代表をブログで批判したことを恨んでのことでしょうが、余りに常軌を逸しています。
この発言にも議長は何も注意をしていません。議長の仕事は誹謗中傷発言を誰かの意思を忖度して放置することなのでしょうか。
郷原氏は、これが日本の国会の現状だと述べています。それにしても、検察は何をしているのでしょうか。与党の顔色を窺う検察などはもはや、公正な検察ではありません。もっとも、東京地検特捜部の歴史をたどれば無理もないのですが・・・。