10月28日、夕方6時から大分駅前で開かれた山本太郎の街頭記者会見に行ってきました。YouTubeで何度も観ていましたが、印象は全く変わりませんでした。
大分会場で「お前は偽善者だ」と叫ぶ聴衆(ネトウヨの典型です)の一人に、何とか議論に持ち込もうと誠実に対応する山本太郎氏です。
大分の1日前、久留米の会場で。中身のある議論を期待する方はこちらをどうぞ。
ところで、政治家やジャーナリストが信頼できるかどうかを判断する時に私が最も重視しているのは、政策よりもむしろ表情や視線や身振り手振りであり、頭ではなく身体の深いところから発せられる声です。
今年、参院選の応援で安倍首相が大分に来た時、その直前に蓮舫議員がトキハ前で演説しているのを聞きました。同じことをあちこちで寸分たがわず(元アナウンサーですからね)しゃべっているのでしょうが、空語、空語の連続でした。紋切型の安倍批判で能天気な野党の面目躍如といったところでした。私は彼女を政治家として全く信用していないと、以前ブログで書いたことがあります。その印象は間違っていませんでした。
ところで、今回のタイトルは以前書いた記事のタイトルと似ています。ぜひお読みください。
「自壊する日本の高学歴『エリート』たち」
http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=279
「マスコミは圧力をかけられているのか」
http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=117
この二つの記事で、この国の富裕層と呼ばれている人間たちの本質を書いています。
今の野党の出自を見れば、彼らが高学歴エリートで富裕層に属しているのは明白です。彼らの本質は、自分の子供をどこの学校に入れ、どのように育てているかを見れば分かります。もちろんこれはテレビや新聞社を始めとするマスコミで働く人間たちにも当てはまります。親の価値観は子育ての中に明白に表れています。一度、彼らの子供が通う学校を一覧表にして公開してみてはどうでしょう。
以前、民主党のある議員が、今の教育の問題点はどこにあると思うかとの質問に、受験地獄と偏差値教育だと答えていました。大部分の子供たちは、早々と学ぶことに見切りをつけ、緊張感のない学校空間をいかに生き抜くかに神経を使っている時に、この程度の認識なのかと、びっくりしたのを覚えています。彼らは現実よりも言葉に飛びつくのです。「受験地獄と偏差値教育」は誰も傷つけない、よって発言者も批判されない言葉ですから。
さて、今日の本題に戻ります。野党、特に立憲民主党や国民民主党がどのようにして自壊していくのか、それを示す典型例が10月29日の『日刊デジタル』で配信されています。
そもそもこんなコスプレで選挙に挑む玉木雄一郎など、信じるに値しません。野党のコスプレをまとった自民党に過ぎません。
以下『日刊デジタル』より。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/263910
引用開始
「あれが怪文書でなければ……。普通は『参加するな』というのは怪文書ではあり得ないと思うのですが」――。れいわ新選組の山本太郎代表も、あきれ顔で語った。
無所属の馬淵澄夫・元国交相と山本氏が、消費税減税を模索する「消費税減税研究会」を設立。馬淵氏も5%への減税が持論だ。2人は消費税減税の野党間の共通政策化を目指し、30日夕方に国会内で初会合を開く。問題意識を共有する議員の参加を広く呼びかけたが、立憲民主執行部は「待った」をかけた。
先週25日に逢坂誠二・政務調査会長と蓮舫・参院幹事長の連名で「研究会・勉強会等の参加に関するご要請」なる文書を若手・中堅議員らに配布。こう記されていた。〈他党の政治家や会派を共にしない方々との勉強会や研究会等につきましては、政策の一貫性を維持するためにも党所属議員へのご案内等がございましたら、まずは政務調査会長、または参院幹事長まで確認をお願いしたいと存じます〉何やら含みを持たせた文書の配布は、減税研究会立ち上げの報道直後。馬淵氏が野党統一会派に属している以上、山本氏を狙い撃ちにしたとみるのが妥当だろう。
「27日の久留米市内での会合後、山本氏は『(立憲執行部から)“行くな圧力”がかかっていると聞いています。何人かの議員が連絡をくれて、〈なかなか参加しづらいのですよ〉と。何か企んでいると思われているのでしょうね』と打ち明けていました」(ジャーナリスト・横田一氏)
また野党間のくだらない主導権争いか。まず逢坂事務所に文書配布の意図を聞くと、「蓮舫さんに声をかけられた。別に特定の会を考えて配布したわけではない。『行くな』とは言っていないし、案内が来たら一声かけて欲しいだけ。あとは受け止め方の問題」と答えた。一方、蓮舫事務所からは締め切りまでに回答を得られなかった。
引用終わり。