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《目次》
プロローグ
第1章 テレビマンとは何者か
第2章 大事なのは、誰と仕事をするか
第3章 表現とタブー
第4章 放送は常に未完である
第5章 世の中には理解不能な現実がある
第6章 ドキュメンタリーを、誰が求めているのか
第7章 「ダメモト」が表現世界を開く──〈司法シリーズ〉のこと
第8章 「ドキュメンタリー・ドラマ」とは何か
第9章 あの時から、ドキュメンタリーは閉塞した世界だった
第10章 題材は探すのではなく、出会うもの
第11章 組織の中の職人は茨の道
第12章 「わかりやすさ」という病
第13章 樹木希林ふたたび
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まず私たちの生命と暮らしを脅かす事実を知ること。それにたいしてどのような認識を持つのか。この国のみならず、世界を壊滅させる災厄とどう向き合うのか。次世代に対してどう責任を取るのか、そもそも責任を取れるのか。自分に何ができるのか。この現実にどう向き合うのか。それを教えるのが教育のはずだが、この国には教育も哲学も存在しない。
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小出 裕章,渡辺 満久,明石 昇二郎
原発よりもはるかに危険な六ヶ所村再処理工場。私たちの日々の生活が薄氷の上で営まれていることを痛感させられる。同時に、この国には「国民の生命・財産・自由を守り抜く!」と威勢のいいことを言う総理大臣と無能の政治家しかいないことに絶望する。核燃料サイクルと言い、下北半島の再処理工場と言い、3兆円以上の国民の税金がつぎ込まれ、いまだ後始末も将来の見通しもたっていない現実をどう考えているのか。彼らは核兵器を持ちたいという願望と税金をロンダリングして私腹を肥やすことしか眼中にない。北海道の地震だけに目を奪われてはならない。六ヶ所村は今回の震源地の目と鼻の先にあるのだ。
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D.J.ブーアスティン
私にとっては古典の中の古典。三度読みました。そしてその慧眼にいまだに驚いています。
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殺人犯はそこにいる (新潮文庫)
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清水 潔
ジャーナリストと称する職業がある。自称ジャーナリストもいれば、テレビのコメンテーターとしてリベラルに媚びる政権批判をし、名を売り、講演で稼ぐ職業をジャーナリストと呼ぶ者もいる。とんだ茶番である。ジャーナリストとはどこまでも「事実」を追いかける。テレビに出て能天気な解釈や感想を垂れ流している暇などないはずだ。ジャーナリストを志す若い人には清水氏の著作は避けて通れない。その名に値する本物のジャーナリストがここにいる。
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福田 直子
おそらく自民党・安倍政権はSNSを駆使し、分析するデータサイエンス(日本版なのでレベルはまだ低いですが)の重要性に着目し、選挙にどうすれば勝てるか、自分たちに有利な世論を形成し、国民を誘導・分断するにはどうすればいいのかが分かっているのです。そのためのノウハウも蓄積しつつあります。安倍首相の貧困な語彙力からは想像できないカタカナ言葉を聞いていると、それがSNSを分析している集団から教えられたものであることがよくわかります。ただ彼らの致命的な弱点は将来の社会を導く理想がないことです。おそらく、思いもかけない結果が待っていることでしょう。なぜなら、所詮、彼らはアメリカとビッグデータの奴隷でしかないのですから。これからの政治は、好むと好まざるとにかかわらず、この本に書かれていること抜きには語れなくなっているのです。
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安倍政権に対するメディアの忖度が云々されていますが、元々同じ穴のムジナなのです。忘れてならないのは、日中戦争から太平洋戦争にかけて、日本の世論と新聞のほぼ全部は好戦的・拡張主義的だったのです。しかも、当時はまだ言論統制体制が発足していなかったのです。この本は、そうした「一貫して好戦的な世論とそれに便乗する新聞」が先導し、近衛文麿はじめ文民政治家がそれに便乗、軍部がさらに便乗、という構図を一次資料で克明に論証しています。安倍政権を支持するネトウヨの皆さんの日本語力では、まともな読解は無理ですので勧めません。一方、正確な歴史を知るためには「世論」の不気味さを知ることだと気づいている若い人には是非一読を勧めます。
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茫漠の曠野 ノモンハン
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松本草平
著者は大分市にある『天心堂へつぎ病院』の院長、松本文六氏の御尊父、松本草平(本名松本弘)氏です。詳しくは、ブログで紹介したいと思いますが、第一次資料として極めて価値の高いものです。40年ぶりに復刻版を出された松本文六氏と出版社に感謝する他ありません。
戦略も何もない、無謀・無慈悲な戦争を語り継ぐことは、最も崇高で重要な人間の営為だと私は考えています。作家の司馬遼太郎氏は、電話で草平氏に次のように伝えてきたそうです。「先生の臨場感のあるノモンハン戦記に出会えて本当にありがとうございました。私は大東亜戦争の折、戦車隊の一員として従軍しましたが、先生の従軍記以上のものを創ることはできません。」と。
一人でも多くの方がこの本を読まれることを望みます。ちなみに松本文六氏は伊方原発差止め訴訟の原告でもあります。その縁で、この本に出会うことができました。
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「南京事件」を調査せよ (文春文庫)
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清水 潔
全国のネトウヨの皆さんへの推薦図書です。清水氏のこの本を読んでから、「南京事件はなかった!」「南京事件は捏造だ!」と叫びましょうネ。
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広瀬隆
広瀬氏をアジテーターだの、オオカミ少年だの、悲観主義に過ぎると言って批判する人がいる。しかし、ブログで何度も述べてきたように、真の悲観主義こそがマインドコントールによって奴隷根性のしみ込んだ私たちの精神を浄化してくれるのだ。そもそも無知では悲観が生まれようもないではないか。国などいくら破れても結構。せめて山河だけでも次世代に残そうと考える人ならぜひとも読むべき本である。いや、これから幾多の春秋に富む若い人にこそすすめたい。
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チャヴ 弱者を敵視する社会
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オーウェン・ジョーンズ,Owen Jones
【本書への賛辞】

「怒りが生んだ、最高の本」
──ガーディアン紙

最高の論争がみなそうであるように、知性に裏打ちされた怒りが本書を支えている。
──エコノミスト誌

暴動や世界中に広がったオキュパイ運動に照らして考えると、分断社会に関する著者の鋭い分析は、
不気味なほど未来を予知していたことがわかる。
──アートフォーラム誌

情熱と、思いやりと、すぐれた道徳性が結実した仕事だ。
──ニューヨーク・タイムズ紙

政治の定説を見直す大胆な試み。著者は戦後のイギリス史を縦横無尽に往き来し、
階級、文化、アイデンティティといった複雑な問題を軽々とまとめてみせ、
結果として「階級」問題に火をつけ、大きな効果をあげている。
──インディペンデント紙

いまの制度が貧しい人々を見捨てていることに対する苛烈な警告──それが本書だ。
──ブログサイト「デイリー・ビースト」

ジョーンズは、「地の塩」だった労働者階級が政治のせいで「地のクズ」と見なされるようになった経緯を見事に説明している。
──タイムズ紙

この本は、新しいタイプの階級嫌悪と、その裏にあるものを痛烈にあばいて見せてくれる。
──ジョン・ケアリー(The Intellectuals and the Masses著者)

これは「イギリスはおおむね階級のない社会である」という考え方への、論理的で情報満載の大反撃だ。
──オブザーバー紙

情熱的で示唆に富む……この声が届くことを心から願う。
──スコットランド・オン・サンデー紙
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紹介していない本が山のようにあります。数日前にこの本を本棚の奥から引っ張り出し再読しました。いや〜面白かった。。とにかくこの本のことを忘れていた自分が信じられない。読んでない人に熱烈に勧めます。ハイ。
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英語の実際的研究 (1969年)
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高校生にとって、今でも一押しの不朽の名著。でもこの本をことを知っている英語教師は少ないと思います。是非復刊してほしいものです。
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スノーデン 日本への警告 (集英社新書)
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エドワード・スノーデン,青木 理,井桁大介,金昌浩,ベン・ワイズナー,宮下紘,マリコ・ヒロセ
2017年4月18日、朝日新聞がようやく「パノプティプコン」を取り上げました。遅すぎますね。
これから先の日本社会は、ますます荒廃が進み、国民の不満が頂点に達し、やがて爆発します。それを未然に防ぐために、国は国民の監視を強化します。
実際アメリカでは「愛国者法」により、電子メールや携帯の通話履歴が監視の対象になっています。誰が、いつ、どこで、何を読んで、誰と通信を交わしたか、すべて国に筒抜けです。
「パノプティプコン」とはフランスの哲学者フーコーが用いた概念ですが、国民が刑務所の囚人のように監視される体制を言います。監視者の姿は見えませんが、囚人は監視者不在でも、監視を意識することによって管理統制されるのです。これを「パノプティシズム」と言います。
このシステムから解放されるためには、権力がどう管理・統制しようとしているかを知らねばなりません。この本はそれを知るための第一歩です。あなたが無知のまま、奴隷の人生を送りたければ、読む必要はありません。
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A.ミラー
アリスミラーのこの本は、塾を始めるきっかけになりました。ただ生活のためだけなら、他のことをしていたでしょう。『才能ある子のドラマ』とあわせて、当時の私には衝撃的な本でした。人生はどこでどう転ぶかわかりません。人間の奥深さを知ることで、何とか自分を維持していたのです。この本を読むと当時のことが、ありありと思い出されます。ある意味で、私の人生を方向づけた本かもしれません。
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NHK「東海村臨界事故」取材班

2月18日のブログでも書きましたが、仕事のために読むビジネス書の類は、最終的には効率を重視し、最小の資本と労力の投下で、いかにして最大の利益を上げるかということに尽きていると思います。そのための働き方改革であり、そのための賃上げです。そのための人心掌握術であり、顧客対応です。ビジネス書を読めば読むほど、人間は軽薄になり、視野が狭くなっていきます。もしあなたがそれを自覚するきっかけがほしいなら、是非この本を読むことを勧めます。読書はビジネスのためにするのではないということが分かると思います。この本は私たちの日常の風景を一変させるだけのインパクトを持っています。いわば、ことばの最高の意味における「闖入者」なのです。
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服従
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瀬木 比呂志
この本はまだ発売されていません。自分で読んでいない本を推薦するのは邪道でしょう。しかし、これまでの『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(ともに講談社現代新書)に続く裁判所、司法批判の第3弾が長編の権力小説だということで、過去2冊の本の面白さからして、推薦に値する本だと思いました。『原発ホワイトアウト』の最高裁判所ヴァージョンだと思います。読んでからコメントを追加したいと思います。
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アモン・シェイ
学校なる場所に通っていた時、毎年夏になると課題図書を読んで、読書感想文を書かねばならないのが苦痛でした。課題図書の選定には学校と書店の密約があるに違いないと思っていたくらいです。

偶然巡り合った面白い本の感想を書くのならまだ我慢できたかもしれません。つくづく学校というところは、余計なことをしてくれると思ったものです。

あまりにめんどうくさいので、「あとがき」を参考に、あらすじを書いて提出したら、トリプルAをもらいました。

学校というところは、もしかしたら、人生の退屈に耐える訓練をする場所だったのかもしれません。この本を読んで、改めてそのことを確認しました。別に先生を責めているわけではありません。それほど自覚的に生きるということは難しいのだとため息をついているだけです。
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想田和弘監督の観察映画。音楽による演出は一切なく、徹頭徹尾監督の視点で撮られたドキュメンタリー映画。見終わった後、日本の選挙風土の貧困さが浮かび上がる。この国に民主主義はない、ということを改めて確認し、そこから出発するしかない。その勇気を持つ人には必見の映画です。合わせて『選挙2』もどうぞ。
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マックス ヴェーバー
ウェーバーの死の1年前、1919年、学生達に向けた講演の記録です。
一部抜粋します。

「自分が世間に対して捧げようとするものに比べて、現実の世の中が―自分の立場からみて―どんなに愚かであり卑俗であっても、断じてく挫けない人間。どんな事態に直面しても「それにもかかわらず!」と言い切る自信のある人間。そういう人間だけが政治への「天職」を持つ。」(P105〜106)

「さて、ここにおいでの諸君、10年後にもう一度この点について話し合おうではないか。残念ながら私はあれやこれやいろんな理由から、どうも悪い予感がしてならないのだが、10年後には反動の時代がとっくに始まっていて、諸君の多くの人が―正直に言って私もだが―期待していたことのまずほとんどは、まさか全部でもあるまいが、少なくとも外見上たいていのものは、実現されていないだろう。」(P103〜104)

10年後には、ワイマール体制は機能不全に陥り、1933年にはヒトラーが首相に就任します。

平和憲法は、日本人にとって310万人の命と引き換えに手に入れた唯一と言っていい理念であり、アイデンティティーでした。その唯一の誇りを、日本人は損得勘定で葬り去ろうとしています。言い古された言葉ですが、歴史は繰り返すのです。
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中沢 新一
小学校を卒業するころ、将来なりたい職業として思い描いていたのが、天文学者か生物学者でした。プロ野球選手は、自分のセンスでは無理だと悟りました。物ごころついたころから興味があったのは宇宙や昆虫や植物の世界でした。そんなわけで南方熊樟に出会うのは必然的な成り行きだったのです。人間は言葉によって世界を把握しますが、それ以外の把握の仕方があるはずだと、ずっと思ってきました。南方熊樟は、小林秀雄と同じく、直観による世界の把握の仕方を教えてくれました。この本は、言葉によって構成された世界秩序の外に出て、世界を改めて考えたい人に大いなるヒントをあたえてくれます。安倍政権によるゴキブリのフンのような、あまりにばかばかしい政治状況を見せつけられているので、精神の衛生学として一気に読みました。
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こどもの教育から裏金を使ったオリンピック誘致、原発再稼働、戦争準備から武器の売却、安倍政権の裏の権力としてメディアに絶大な影響力を行使する電通。私たちは電通が作り上げた「箱」の中でいいようにマインドコントロールされている。自分の意見だと思っていたものが、実はそう思わされていただけだということに気づかなければならない。音楽をはじめとする芸能情報、その中で踊らされるミュージシャンやタレント、果てはデザイン業界までを席巻する。今や電通の介在しないメディアはないと言ってもいい。利権あるところに電通あり、です。
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前作『日本はなぜ「基地」と「原発」止められないのか』に続く著者渾身の力作。自分の人生を生きたい人にすすめます。ただそれだけです。18歳で選挙権が与えらる高校生が政治を考える際の基本的なテキストになる日がくるといいですね。無理でしょうが。これ以上余計なコメントはしません。まず手に取ってみてください。
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帯に「祝祭都市にスタジアムはいらない」とあります。そもそも2020年まで天災と原発事故をやり過ごし、経済危機を乗り越えて存在しているでしょうか。極めて怪しいですね。偶然書店で手に取って読みました。彼の文章を読むと、建築は現世の権力に奉仕するものではなく、想像力の王国を作るものだと思わされます。建築にそれほど興味のない人でも、読めます。いや、いつのまにか引き込まれているでしょう。
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難関中高一貫校で学び、東大に合格しても、それはもはや知性のバロメーターではありません。この本に書かれていることが真実だと見破れることこそが本物の知性です。ニセの知性は既得権益を守るためにはどんな屁理屈でもひねり出します。おまえは何も知らないと言って他人を見下し、金と権力におもねるのです。ニセの知性は理想の灯を掲げることができません。「脳内お花畑」などという幼稚な言葉を使って揶揄するしかないのです。彼らの決まり文句は、他国が攻めてきたらどうするのかという、それこそ「脳内お花畑」的なものです。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」とは、まさに至言です。
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私の元塾生の縁でお会いしたことのある烏賀陽弘道氏の渾身のレポート。事実を丹念に調べ上げ(これがジャーナリストの本来やることです)事実をして語らしめることのできる稀有なジャーナリスト。この本を読まずに福島第一原発の事故の本質に迫ることはできない。ダブル選挙の前に一人でも多くの国民が読むことを期待します。
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松岡正剛氏の本はどれも面白く、シリーズの千夜千冊を除けばほとんど読んでいます。『多読術』は、高校生にぜひ勧めたいと思います。高校時代に、この本を読んでおくと、さまざまな分野の知的見取り図を手に入れることができます。学校の授業だけではなく、この本を手掛かりにして知の荒野に歩みを進めてほしいと思います。
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カント
安倍首相は「この道しかない」と言って消費税を上げ、集団的自衛権の行使を可能にする閣議決定をし、公約とは正反対のTPPを批准することで、日本の文化=アイデンティティーを破壊しようとしています。

もし私たちが生き延びたければ、そのヒントがこの本の中に書かれています。日本は超大国の「夢」を代弁するだけの国になってはなりません。
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山本氏の国会での質問を、本になって改めて読み直して感じることは、文字通り「みんなが聞きたい」質問をしてくれたということです。安倍首相が小学生に「なぜ政治家になったのですか」と質問された時、「父親も祖父も政治家をしていたからです」と答えていました。小学生相手に、何と言う悲しい答えでしょうか。語るべき理想を持たない政治家など、所詮は官僚に利用されるだけです。それに対して、山本氏には語るべき理想がある。「政治なんてそんなものさ」というリアリストが発散する腐臭を吹き飛ばすさわやかさがある。それは、彼の身体には収まりきれない理想が持つ力そのものです。彼は言います。「力を貸してほしい。少なくとも、あなたが必要だと思われる社会、私が必要だと思われる社会を作っていきたい。そう思うんです」と。日本の総理大臣にふさわしいのはどちらでしょうか。
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ジョン・W・ダワー,ガバン・マコーマック
おそらく、日本人自身よりも海外の知識人のほうが、日本の問題を正確にとらえていると思わせる本です。読み終えて何気なくテレビを見たら、わが大分県選出の国会議員、岩屋毅氏と江藤晟一氏が、2016年ミスユニバース大分県代表を選ぶ催し物に出ていました。名誉顧問だそうです。いかがわしい宗教団体をバックに票を稼ぐだけでは飽き足らず、こんな大会に顔を出して名前を売ろうとする。大分市長の佐藤樹一郎氏も出席していました。このお三方は、こんなことをするために国会議員や市長になったのでしょうか。国民の税金を使ってやることといえば、テレビに出演してにやけた顔をさらすことでしょうか。もう物事の軽重が全く分かっていません。せめてこの本くらい読んではどうでしょうか。私はこの本に書かれていることの大部分に賛成です。
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2年半ほど前に求めて、一気に読みました。マルクスの『資本論』の中に書かれていることを、著者が自分なりに消化し実践していく過程が書かれているので、一種のドキュメンタリー文学として読めます。きっと著者と同じ思いの若者は全国にたくさんいると思います。かけがえのない一回きりの人生を、充実して生きたいと思っている人に勇気を与える本です。
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もう何と言うか、別世界を生きている人間です。彼の発する言葉は文学とは無縁です。人間が言葉を持ったのは、言葉にしがたいものを言葉にしようとするためです。政治家が発する言葉の軽さと言ったらありません。それだけ現実も軽いものになったということでしょう。
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鈴木大拙の言わんとすることが、ようやくわかりかけてきました。年齢を重ね、日本文化の基底にあるものをじっくり味わうことで開示される世界があるのです。日々の生活に追われていては、この本を読み、味わう暇などないでしょうが、それだからこそ手に取ってみてはいかがでしょう。
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人間は、条件次第で、喜々として殺人を犯す。そして、その条件を整備しつつあるのが、安倍政権とその背後でうごめく『日本会議』である。このことに気づいていても、「配慮する」ことを最優先して報道しないメディア(特にNHK・読売新聞・産経新聞)。そしてそこに寄生する学者やコメンテーター、芸能人。このドキュメンタリー映画は、彼らの自画像である。たまには、自らの顔をじっくり眺めてみるがよい。
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私が長年考えてきた問題を解明するヒントになりました。ブログで書いたように、まず感情を基にした結論があって、それを正当化するために人は「知性」を動員するという、ごく当たり前のことが書かれている。つまり、知の粉飾決算報告書である。
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食う寝る遊ぶ 小屋暮らし (JUGEMレビュー »)
中村 好文
中村さんの著作の中では、個人的に最も好きな本です。読んでいるだけで楽しくなります。限りなく優しい、でも、痛烈な文明批評です。これからの生き方のヒントが満載です。それを一人でも多くの人と分かち合いたいと思い、中村好文論・その3の中で引用させていただきました。
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暮らしを旅する
暮らしを旅する (JUGEMレビュー »)
中村 好文
以下は私がアマゾンのレビューに投稿したものです。再録します。
「もし人に幸福な生き方があるとしたら、中村好文さんのような生き方だろうと、ずっと思ってきました。
建築雑誌をパラパラとめくりながら、ふむ、と思って手が止まると、そこには必ずと言っていいほど中村さんの設計した住宅がありました。
文は人なりと言いますが、その人の書く文章のエッセンスがこれほど見事に建築にも表現されている例はめったにありません。
建築に限らず、食の分野でも、ことばと実物の乖離がはなはだしい時代に、中村さんの設計した住宅や美術館に出会うと、どこか安心するのですね。
そういうわけで、著者の本はすべて読ませてもらっています。
この本も偶然、年末に本屋さんで手に入れ、装丁やカバーの手触りを楽しみながら読んでいます。
読みながらいつの間にかほのぼのとしている自分を発見します。
一日に一編か二編を過去の記憶をたどるようにして読んでいます。
この本の平明さ、やさしさがどこから来るのか。そんなことを分析するのは野暮というものです。
とにかくこの素敵な小さな本は、旅のお供にどうぞ!とすすめたくなります。」
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爆笑問題・太田光 vs 大橋巨泉 −「桜を見る会」をめぐって。
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    論理的に考えることと、ただ理屈っぽいことは全く別のものです。やっかいなのは論理的に考えているつもりでも、世間の受けを狙った屁理屈にしかなっていないことに当の本人が気づいていないことです。

     

     

     

    具体例を挙げましょう。以前、「桜を見る会」をめぐって爆笑問題の太田光氏と大橋巨泉氏がテレビで論じあっていたことがあります。「桜を見る会」に出席しないという大橋巨泉氏に対して太田光氏が投げかけた言葉がひっかかったのです。

     

     

     

    彼は「政策が違うからって会わないっていうのは、あまりにも幼稚じゃないですか。」と言ったのです。そして自分は安倍さんと考えてることは全然違うけれど、招待されたら会うと言いました。自分の方が「大人」だと思っているのです。

     

     

     

    しかし、太田光氏は政治について深く考えたことがないために、大衆受けするような発言をしたのです。中学校の学級委員が言いそうなセリフですね。「知的なお笑い芸人」の底が知れようというものです。

     

     

     

    太田光氏は大人でも何でもありません。人の良い無知な芸人に過ぎないのです。政治のおぞましさも、残酷さも、本質的には羊の皮をかぶった狼であることにも気づいていません。政治とは一方が他方を支配するという権力関係なのです。「幼稚」だとか「大人」だというようなポエムではありません。

     

     

     

     

    今回のブログは、どうでもいい芸人を批判するのが目的ではありません。ただ、彼が吐いたセリフがこの国の政治的な言説の水準を示していると感じ、いやな気分になったのです。彼の発想は大衆の中に浸透し、結果的に安倍政権を利しているのです。ネトウヨの言説レベルそのものです。

     

     

     

    この際、他の国と比較してみましょう。ヨーロッパの先進国は言うまでもなく、アメリカでもジャーナリストが権力者と飲食をともにすればたちどころに信頼を失い仕事ができなくなります。コーヒー一杯が限度だそうです。彼らは「幼稚」なのでしょうか?

     

     

     

    そもそも「桜を見る会」の費用はだれが払っているのでしょうか。太田光氏は国民の税金で飲み食いしていることなど知らなかったのでしょう。要は税金を使って選挙基盤を固めることに利用されていたに過ぎません。元暴力団員も招待されていたのですから。

     

     

     

    つまり、安倍政権の支持基盤は、論理的な思考と屁理屈の区別がつかない政治家やジャーナリスト、作家、学者、官僚そして「幼稚」な芸能人だということです。忘れていました。パンとサーカスで痴呆になった国民もです。

     

     

     

    しつこいようですが、論理的思考は、あくまで具体的な事実によって組み立てられなければなりません。最近のブログでも以下のように書きました。

     

     

     

    いったん大風呂敷を広げれば、それをたたんで具体的に論じることは不可能とは言わないまでも、大変難しくなります。(この場合大風呂敷とは「政策が違うからって会わないっていうのは、あまりにも幼稚じゃないですか。」を指します)

     

     人は抽象から学習し始めるのではありません。抽象論は事実を詳細かつ具体的に検討した後、それを材料として論理的に組み立てるものです。論理的思考とは具体例を豊富に、かつ整合的に使う思考です。なぜなら、人が生きるのは、机上の理論よりもはるかに複雑な事実の世界だからです。 

     

     

    抽象論は現実の経験とのかかわりが不明なのです。つまりいくらでもごまかしがきくということです。具体的な事実を知らなければ、空虚で意味不明な言葉をもてあそぶほかありません。と。

     

     

    『開成中学・高等学校長 − 柳沢幸雄氏を批判する。』

    http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=614

     

     

     

    以下、太田光氏と大橋巨泉氏の議論の該当個所を引用します。全文は以下から確認できます。今となっては利用されていたのは二人のうちどちらだったのかはっきりしています。ちなみに、引用元はラジオからですが、私が確認したのはテレビでした。ラジオを聴くことはほとんどありません。

     

    http://sekasuu.com/blog-entry-7839.html

     

     

    太田光:「何故、桜を見る会に行ったんだ?」って巨泉さんは言うけど、行かなきゃ意味ないじゃんって思うんですよ。

    大橋巨泉:お前は安倍さんを知ってるんだな。俺は安倍晋太郎さんは知ってるけど、安倍晋三さんは一度も会ったこともないから。

    太田光:会えば良いんだよ。

     

     

    太田光政策が違うからって会わないっていうのは、あまりにも幼稚じゃないですか。それと同じなんですよ。俺が思うのは安倍さんと俺は、考えてること全然違いますよ。

     

    (中略)

     

    太田光:闘えばいいじゃん。安倍さんと会って、「お前のやってること、間違ってるぞ」って言えば良いじゃん。
     

     

    大橋巨泉:待って。そういう席か?そういう席じゃないから、行っても無駄なんだよ。そういう席なら行きますよ。1対1で、こういうスタジオで話すっていうんなら、喜んで行きますよ。

     

     

    太田光:だから、巨泉さんが行って、「今度、俺の番組に出てくれ」なり、雑誌での対談でもなんでも良いけど、「俺が来たんだから、一回、じっくり話そうや」って。安倍さんの側から、オファーが来たわけでしょ?ってことは、ご意見伺いたいって意味あいですよ。



    大橋巨泉:いやいや、違います。太田みたく尻尾振ってくれば、「よし、利用してやる」って。それなりに、こっちがリスペクトできることをやってきた人なら、僕は頭を垂れても行きますよ。でも、やってないから。翁長さんにも会わない、その前に、翁長さんが上京したときに、自民党関係者に誰にも会わせない。そういうことをしている人間は、全然リスペクトできないから。会う価値なんかありません。



    太田光:それは、翁長さんと会わない安倍さんと一緒じゃないですか。



    大橋巨泉:いやいや、違うよ。俺は一野人だけど、翁長さんはあれだけの沖縄県民の声を背負った、公人ですよ。それを会わないで。世論が逆になったからヤバイなってことで…



    太田光:それは屁理屈だわ。巨泉さんに期待してる人だっていっぱいいますよ

     

     

    | 政治 | 22:09 | comments(0) | - |
    わがニワトリ王国。
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      今朝は90歳になる隣のおいちゃんが虫に食われて網目状になった白菜を持ってきてくれました。もちろんニワトリにやるためです。その時の会話。大分以外の人には通じにくいかもしれません。

       

       

      「おいちゃん、ニワトリがどこで眠るか知っちょん?」

       

      「ああ、知っちょれえで。ワシがたも昔ニワトリをこうちょったけんな。止まり木にピシーッと一列になって、ひっちついちかい眠るんじゃろ。かわいいわな。」

       

      「さすがやなあ。何でんよう知っちょんなあ。おいちゃんにもろうた糠を白菜にまぜてやると、うばいおうてたべよんわ。」

       

      「そげえ毎日もってこんでいいんじゃが・・・」

       

      「まあそげえ言わんで、一日一個、卵を味噌汁ん中に落として食べたら元気が出るやん。」

       

       

       

      とまあこんな具合で会話は続くのです。ただ、六羽のニワトリに名前をつけていることはおいちゃんには内緒です。

       

       

      ここで少し紹介しましょう。

       

       

      一羽目は、ボーッとしていて、ただ餌を食べているだけの太ったニワトリです。アキエという名前をつけました。このニワトリはどうも公私混同がはなはだしい。他人の餌は自分のもの、自分の餌は自分のものといった風情です。まあ一言で言えばバカ鳥です。

       

       

       

      二羽目は、前面には出ず、人脈を駆使してずる賢く立ち回っているニワトリです。名前はタカヤです。影の実力鳥と呼ばれています。この男、じゃなかったこのニワトリが近づくと他のニワトリは場所を譲ります。場所と言ってもたかだか餌を食べる場所に過ぎませんが。この名前をどこからとったかは前回のブログをお読みください。

       

       

       

      三羽目は、小柄で弱いくせに、反社会的勢力のニワトリを使って残りの五羽ににらみを利かせているニワトリです。名前はスガです。時々まちがってスカと呼びます。名前が思い出せない時は、カンボウ鳥カンと呼ぶこともあります。このニワトリは、何があっても「問題ない」「文書もない」「その指摘は当たらない」としか言いません。もちろん私はニワトリ語が分かるのです。

       

       

       

      四羽目は、空を飛べもしないのに、時々羽を大きく広げて低空飛行をし、他の五羽をびっくりさせる「身の丈」をわきまえないニワトリです。名前はハギュウダと言います。面倒くさいので、首を絞めるまねをして、おまえハ、ギュウだ、といって脅すこともあります。

       

       

       

      五羽目は、「身の丈」をわきまえないことにおいてはハギュウダに勝るとも劣らないニワトリです。(下村)ハクブンと名づけました。このニワトリは独特の鳴き方をします。何かまずいことがあると「キョイク、キョイク」と鳴くのです。私にはそれが「カネ、カネ」と聞こえます。そのため、他のニワトリから「ギーゼーンチャ、ギーゼーンチャ」と呼ばれて煙たがられています。ギーゼーンチャは通訳すると偽善者となります。

       

       

       

      さて最後のニワトリの名前はもう皆さん想像がつくでしょうが、シンゾウと言います。たしかどこかで「シンゾウ、ウソつくな!」と叫んだような記憶がありますが、もしかしたら私の記憶違いかもしれません。他のニワトリからその血統ゆえ一目置かれていましたが、今やその正体がバレバレとなり、神通力も失われようとしています。先日、あまりに身勝手な行動をとり、そのことにすら気づかないので、私は「シンゾウ、いい加減にせんと締めてチキンカレーの具にするぞ!このチキンが!」と叫んでしまいました。それを耳にした隣のおいちゃんがあわててやって来て「飼うてまだ半年じゃろう。もうチキンにするんな。まだ早かろう」と言うのです。「いいや、おいちゃん、もう待てん。明日は孫も来るけん、チキンライスの準備や。おいちゃんも食べにおいで」

      「そらおおきに。ほな、ごちそうになるわな」(あわわわ・・・)

       

       

       

      それにしても、私が飼っているニワトリは、どうしてこうも不出来なニワトリばかりなのでしょうか?えっ、飼い主に似たからですって。どうも、お後がよろしいようで。

       

       

       

      | 身辺雑記 | 23:01 | comments(0) | - |
      感想または身辺雑記
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        朝起きてニワトリを小屋から出し(枠から解き放たれたサラブレッド?のようにいっせいに駆け出します)、水を換え、餌をやり、昼前には菜切り包丁で白菜を細かく切って糠と混ぜます。地面に撒くと、一目散に駆け寄ってきます。今ではルーティンがわかったのでしょう、私の足音を聞いただけで六羽のニワトリが一か所にかたまり、餌を欲しがるようになりました。白菜は毎朝卵を届けている90歳のおいちゃんのお返しの品です。

         

         

         

        囲いの中には、近くの農家からもらってきた稲藁を大量に敷いています。放し飼いにしているので、一日中稲藁を脚で蹴散らして小さな餌を探しています。夕方になって暗くなると一羽がトットッと小屋に入ります。すると、残りのニワトリも後を追うようにして入ります。この光景が何ともほほえましいのです。

         

         

         

        ニワトリがどこで眠るのか御存じでしょうか。六羽が止まり木にとまったまま一列になって、身体を寄せ合って眠るのです。うちの奥さんは一羽ずつ巣箱に入って眠ると思っていたらしく、「止まり木に止まったまま眠るの?可愛いわね、見てみたい」と言い残して、懐中電灯を手にニワトリ小屋へ。日本は平和です。

         

         

         

        ニワトリが餌を欲しがるのはわかります。食べなければ死んでしまいますからね。でも、「桜を見る会」に集まる芸能人や作家、ジャーナリスト、メディアや出版社の社長、各界で功績のあったエライさんたちは何が欲しいのでしょうか。税金で飲み食いしたいのでしょうか。安倍晋三主催の「桜を見る会」に集まった人間たちのバカ顔を私は決して忘れません。

         

         

         

        はっきり言いますが、彼らの中のだれ一人として信頼に値する人間はいません。日本の置かれている現実を見つめ、そこから言葉を紡ぎ、誇りを持って生きることがどのような人格を作り上げるか、彼らには想像だにできないのです。

         

         

         

        税金で飲み食いし、有名人や総理大臣と写真を撮ることで、彼らの空洞化した人格を埋めているだけです。後日、ブログやフェイスブックに写真をアップして、自分がセレブと知り合いであることを誇りたいのです。中身がない人間ほど学歴や有名人と知り合いであることを誇示したがるものです。ゆえに、彼らは安倍政権の存続を望んでいます。政権交代するようなことがあれば今の地位を追われかねないと本能的に分かっているのですね。

         

         

         

        それにしても、「桜を見る会」に集まった面々は、今の日本を象徴しています。彼らは、内政・外交で何一つ成果を上げることができず、拉致被害者を見殺しにし、ただ権力の座にいることが目的のウソで固めた人生を生きる総理大臣と写真を撮ることが末代までの恥さらしだと分からないのです。

         

         

         

        おそらく、安倍首相は秘書官兼補佐官である今井尚哉氏に吹き込まれているのです。これまでブログに書いてきたことをまとめれば、以下のような会話が交わされたのではないでしょうか。

         

         

         

        今井「総理は日本の最高権力者なのですよ。その意味がお分かりですか。絶対に辞めないと決心すれば、総理を権力の座から引き摺り下ろすことのできる人間はいないのです。権力者の最大の弱点は弱気になることです。

         

        三権分立など絵にかいた餅に過ぎません。人事権を掌握すれば、総理に逆らえる人間はいません。森友・加計問題でもお分かりでしょう。検察も裁判所も総理の意向を気にして、政権に弓を引くような捜査も出来ませんし判決も書けません。官僚は自分の地位を守るためなら公文書でさえも偽造するのです。

         

        メディア対策は任せて下さい。彼らの弱点はすべて調べ尽くしています。彼らほど権力のいいなりになる連中はいません。『桜を見る会』も来年中止にすれば、国民は忘れます。スピン報道として中村格に沢尻エリカの情報を公にさせれば、マスコミは一斉にそれに飛びつくでしょう。それに、経団連の名誉会長をしている叔父の今井敬がホテル・ニューオータニの取締役ですから、この件はどうにでもなります。叔父と会う段取りはつけています。」

         

        安倍「今ちゃん、スゴ〜イ。あったまいい〜。」

         

         

         

         

        ちなみに首相動静によると、一週間前の今月11日に安部首相は実際に今井敬氏と会食しています。 

         

        | 身辺雑記 | 23:02 | comments(0) | - |
        開成中学・高等学校長 − 柳沢幸雄氏を批判する。
        0

          開成中学・高等学校と言えば、毎年200名に迫る東大合格者を出している文字通り日本のトップエリート校です。そこで校長を務める柳沢幸雄氏が11月3日の朝日新聞「英語民間試験の利用延期、どうすれば」に答えている記事を読みました。はっきり言って、功成り名遂げて耄碌(もうろく)した老人の世迷い言です。

           

           

           

          こんなレベルの言説を全国誌に載せて恥ずかしくないのでしょうか。日本には隠棲の文化があります。いつまでも同じ地位にとどまって恥をさらすよりも、世間から距離を置き隠棲してはどうでしょうか。西行や良寛のようなよいお手本があるではありませんか。私が氏なら、身の程を悟ってさっさと引退します。

           

           

           

          さて本題に入りましょう。氏の意見を逐一批判していたら夜が明けるので、肝心なところ、すなわち氏の本質があらわれている箇所を批判してみます。まず出だしの一文から。

           

           

           

          「日本の大学入試も、もうそろそろ厳格なものから脱する時代なのではないか。今回の大学入試改革の一連の動きは、日本の悪いところが出た典型例だと思う。何か新しい改革をしようという時に、技術論でひっかかってしまう。現実的にこれはできないのではないか、などと細かいところで反対意見が出て、すべてを最初から厳格に完璧にしようとするがあまり、教育に必要なものは何かという、本質を見失って変容してしまう。これまでの教育改革もその繰り返しだった」

           

           

           

          この部分を読んだだけで、結論が抽象的・現状肯定型になるのはわかりきっています。英語民間試験の利用延期について訊いているのに、「もうそろそろ厳格なものから脱する時代」などと抽象的な大風呂敷を広げて論点をそらしています。

           

           

           

          訊かれたことに具体的かつ的確に答えてこそ、読者にとってプラスになるのではありませんか。おや、これは釈迦に説法でしたね。柳沢氏のような他者意識のない弛緩した思考は批判を装った現状肯定に行きつくのです。

           

           

           

          いったん大風呂敷を広げれば、それをたたんで具体的に論じることは不可能とは言わないまでも、大変難しくなります。それが証拠に、氏の答えは最後まで焦点がぼやけた抽象論で終わっています。

           

           

           

          人は抽象から学習し始めるのではありません。抽象論は事実を詳細かつ具体的に検討した後、それを材料として論理的に組み立てるものです。論理的思考とは具体例を豊富に、かつ整合的に使う思考です。なぜなら、人が生きるのは、机上の理論よりもはるかに複雑な事実の世界だからです。

           

           

           

          抽象論は現実の経験とのかかわりが不明なのです。つまりいくらでもごまかしがきくということです。柳沢氏はこのことがわかっていません。具体的な事実を知らなければ、空虚で意味不明な言葉をもてあそぶほかありません。「耄碌(もうろく)した老人の世迷い言」はここから生じるのです。

           

           

           

          もう少し話を進めましょう。氏の考えでは「何か新しい改革をしようという時に、技術論でひっかかってしまう。」のが「日本の悪いところ」だそうです。しかし、そもそも、今回の件のどこを見て「新しい改革」だの「技術論でひっかかっ」たなどと考えるのでしょうか。私はこの箇所に最もひっかかりました。

           

           

           

          今回の問題の本質は、入試改革という名の下に英語の試験を民間に丸投げすることで政治家が私腹を肥やそうと企んだことにあります。すなわち、ゴールの決まっている出来レースを、受験生と現場を無視して突っ走っただけです。これは日本の戦後教育がついに「受験教育」に収斂してしまった無残な象徴に過ぎません。

           

           

           

          塾経営者から政治家になった下村博文と民間業者・ベネッセが組み、それに文部官僚が天下り先を確保するために相乗りしたというわけです。利益相反などおかまいなしに公共部門を民営化してボロ儲けをたくらむ竹中平蔵的・加計学園的手法と同じです。彼らは口を開けば「グローバル化に乗り遅れるな」だの「ICT教育を推進せよ」だのと叫ぶのです。

           

           

           

          柳沢幸雄氏の言説は、この本質から目を背け、「技術論」に矮小化するものです。それを糊塗するために「何か新しい改革をしようという時に」だの「技術論でひっかかってしまう。」だの、ついには「日本の悪いところが出た典型例だと思う。」などと結論付けたのです。

           

           

           

          英語民間試験の利用は本来教育の問題です。教育の問題であれば、大人が(今の政治家や民間業者は金と地位を欲しがるだけのガキになってしまいました)将来の学生のために、教育の観点のみで考えるべきものです。

           

           

           

          合否が採点者の主観や、経済的な格差や、親のコネによって決まるとすれば、誰が地道な努力を続けるでしょうか。それだけではありません。合格者の努力も無に帰すのです。

           

           

           

          大学入試の公平性は、社会の安定と深く関係しています。それが損なわれれば、イソップ童話の「すっぱいブドウ」ではありませんが、現実を都合よく解釈する人間が大量に生み出され、社会に充満したルサンチマンが暴発して犯罪を誘発するようになります。したがって、合否はだれもが納得できる判断基準でなければならないのです。

           

           

           

          しかし、柳沢幸雄氏はそれに続く箇所で「入試ももっとそれぞれの大学のポリシーにあった、緩やかで多様なものにしていいのではないか。」と述べ、「米国ハーバード大学院で教えていた時」の経験で、「入り口で厳格に、何点刻みという選抜をしなくても、卒業する際に、きちんとした結果の測定をすれば済む」と言います。いかにもエリート校の校長の発想です。

           

           

           

          では、日本の大学で「卒業する際に、きちんとした結果の測定を」している大学があったら教えてほしいものです。ついでにどんな方法で「結果の測定を」しているのかも。

           

           

           

          柳沢氏は何を勘違いしているのでしょうか。今問題になっているのは、大学進学を希望する全国の高校生が受けるテストのことを論じているのです。「何でも一律にという点に問題がある」などと一般論を述べても無意味です。有名私立大学の学長や一部エリート校の校長が、富裕層のための高校や大学にするべく入試の判断基準を複雑かつ曖昧で多様なものにする話をしているのではないのです。

           

           

           

          ちなみに、早稲田大学は卒業時の学力を入学試験の方法と関連付けて、肝心な大学教育の中身が空洞化していることを隠そうとしています。3年半前に書いた記事をご覧ください。

           

           

           

          早稲田大学のAO・推薦入試について

          http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=136

           

          慶応大学の学長選挙について−民主主義は大学の門前で立ちすくむ。

          http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=427

           

           

           

          かくのごとく他者意識のない言説を批判し出したらきりがありません。これ以上「グローバルエリート」特有の言いっぱなしに付き合うのも疲れます。私たちは欧米の一流大学の真似をすることに活路を見出すべきではないのです。自分の頭で、この国の若者のために、一から考え直すべきです。そのための具体的なイメージについてはすでに書きました。

           

           

           

          100年後の生存戦略 ・教育−見果てぬ夢

          http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=446

           

          100年後の生存戦略・ 教育− 国宝・閑谷(しずたに)学校

          http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=488

           

           

          締めくくりとして、柳沢氏は次のように述べています。「東大で教えて来た経験から言えば、英語力のない学生は学ぶ力が弱い。外国語の学びを通じて持続性、論理性が養われる。・・・・これまでの日本のように、英語は読めて書ければいいという時代に逆戻りしてはいけない。」と。

           

           

           

          冗談を言ってはいけません。英語に限らず、一つの外国語をきちんと読めて書ける日本人は全人口の1%(120万人)にも満たないと思います。私は塾で教えながら、英語の読み書きの能力が崩落している場に立ち会っているのです。前にも書きましたが、正確に読めて書くことができれば、話す・聞くは環境と慣れの問題に過ぎないのです。

           

           

           

          肝心な質問には答えずに、短い文章の中で「米国ハーバード大学院で教えていた時」だの「東大で教えて来た経験から言えば」だの、単なる経験や印象を語りながら自分の権威づけを行う人間が日本一のエリート進学校の校長なのです。だから言ったのです。最初の一文を読めば結論がわかると。

           

           

           

          柳沢氏が「外国語の学びを通じて持続性、論理性が養われる。」という時の論理性とはかくのごとくたわいもない言葉の遊びにすぎないのです。なぜなら、優れた論理性は必然的に優れた批判精神に行きつくはずだからです。

           

           

           

          最後におまけです。開成高校で培われる論理性の帰結が端的に表わされたグラフを載せて、今回のブログを終わりにします。これは「グローバルエリート」である柳沢幸雄氏が校長を務めている結果なのでしょうか。

           

          東大新入生の自民党支持率

           

           

           

          | 教育 | 10:58 | comments(2) | - |
          教育民営化のツケはだれが払うのか?
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            英語民間試験の延期が決まりました。あきれてコメントする気にもなりません。「延期」ではなく「中止」すべきです。しかし、朝日新聞を始めとする大手メディアは、今回の件を正面から一度も批判していません。今になって両論併記の記事を載せてアリバイ作りに精を出しています。この件については過去に書いているので、今回は必要最小限のコメントに留めます。

             

             

             

            一年半以上前に書いた

            『教育にまつわるここだけの話』

            http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=473

             

             

            『英語民間試験の導入は金儲けのために地方の高校生を切り捨てる』

            http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=593

             

             

             

            公平と公正を第一に、大学が自らの責任において実施すべき試験を外注したのは、民営化すれば金の流れを始めとして利権の追及が困難になるからです。水道の民営化、特別会計の闇と相似形なのです。

             

             

             

            事実を振り返ってみると、英語民間試験への外注は、2013年10月、第2次安倍内閣の下、教育再生実行会議が第四次提言を公表したのを受けて2014年末に中教審が答申します。この時の文科大臣は下村博文氏。以来、「民間ありき」の出来レースを突っ走って、2016年8月末に英語民間試験利用が最終決定します。

             

             

             

            心ある学者が反対しても、完全無視で「2020年度ありき」で杜撰極まりない新入試制度が構築されたのです。この間に,何度か2020年導入が危うくなる局面があったのですが,そのたびに下村氏が出てきて強行の道筋をつけた、というのが事実です。

             

             

             

            例えば、東大が2018年3月から、民間試験を「使わない」「使う」で混乱していたとき、下村氏が東大の五神総長を自民党本部に呼びつけて圧力をかけたのは記者の間では周知の事実です。この件はぜひ国会の証人喚問で明らかにしてほしいものです。

             

             

             

            今回の混乱の責任をとるべき人間は、下村博文・元文科大臣です。彼の責任を追及しなければ,公教育の市場化・民営化は止まりません。これに比べれば、萩生田文科大臣の「身の丈」発言など、ワイドショーレベルの戯言に過ぎません。

             

             

             

            さらに忘れてならないのは、センター試験の「外国語」では、英語以外に、独仏中韓を選択できたのです。 ところが、今回の「民間試験」は英語だけを使うよう無理強いしたもので、他の外国語での受験者を切り捨てています。いかにも英語コンプレックスに凝り固まった植民地人の考えそうなことです。

             

             

             

            それともう一つ。私がショックを受けたのは、不公平極まりない試験制度に対して抗議すべき立場にある都立高校の1つ、かの日比谷高校の校長が「きちんと準備してきた高校としては大いに迷惑、ふざけるなと言いたい」と発言したことです。

             

             

             

            この校長は「グローバルエリートの育成」に熱心なあまり、公教育の一翼を担っているという自覚を失くしてしまったのです。気分は都内の有名私立の中高一貫校の校長なのでしょう。たまには胸に手を当てて、税金で生活している意味を考えよ!被害者面して責任転嫁している場合ではない!

             

             

             

            長くなるので今回はこれでやめにしますが、要は「2020東京オリンピック」のどさくさに紛れて、国の将来を左右する教育が食い物にされているということです。ちなみに、この校長の発想はとうの昔に批判しています。よかったらお読みください。

             

             

            『刑事コロンボ VS 「アルマーニ」校長』

            http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=458

             

            | 教育 | 23:38 | comments(0) | - |
            朝採れ卵と私が原発に反対するわけ。
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              昨日は大分地裁へ伊方原発差し止め訴訟の傍聴に行ってきました。奇しくも、同じ日、朝日新聞の朝刊に伊方原発の避難訓練の様子が載っていました。ピクニック気分で外出したくなるような天気の良い日に、相も変わらず形だけの避難訓練を繰り返して何になるのでしょうか。避難訓練は故郷を捨てる訓練なのです。

               

               

               

              『原発事故避難訓練は、故郷を捨てる訓練である』

              http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=109

               

               

               

              地裁に行く前、わが家で飼っているニワトリの産みたて卵を疾風自由日記のSさんにプレゼントしようと思い立ちました。地裁へ行くのはあくまで自由意思なので、Sさんが来ない可能性もあります。でも、Sさんも私もほぼ皆勤賞です。

               

               

               

              そんなことを考えていると、ウチの奥さんが素敵な箱(ピエール・ルドンのチョコレートが入っていました)を用意してくれました。

               

               

               

               

              Sさん、産みたての卵は、卵かけごはんに限ります。アツアツの白米でも美味しいですが、16穀米との相性も抜群です。左の瓶は「茅乃舎」の卵かけご飯専用醤油ですが、右の「阿蘇マルキチ醤油」の「百年蔵のたまごごはん醤油」のほうが美味しいです。よかったらいつでも遊びに来てください。卵用意して待ってます。

               

               

               

               

               

              「この箱で、中身が卵というのもギャップがあっていいかもね。今日はハロウィンだから、卵を金色にペイントしようかな。S君、きっとびっくりするよ。」

               

              「生卵にペイントしてどうするのよ。あなたの顔がハロウィンなんだから、それで十分でしょ」

               

              「あわわわ・・・」

               

               

               

              裁判では素晴らしい意見陳述と、徳田靖之弁護士による基準地震動に関する総論が述べられました。元福井地裁裁判長・樋口英明氏の認識と一致する分かりやすくて、鋭いものでした。

               

               

               

              ところで、私が原発に反対する根本的な理由は、原発の存在そのものが財界やメディアの退廃、政治家や官僚の幼児化、検察や裁判所をはじめとするこの国の法システムの瓦解、簡単に言えば社会階層の上へ行けば行くほど、そこにたむろする人間たちが腐敗を極めるようになるからです。そして国民が犠牲になるからです。

               

               

               

              具体例をお目にかけましょう。忘れもしない今年の10月15日、福島地裁第一民事部で遠藤東路裁判長は以下の判決を下しました。

               

               

               

              「原発から飛散した放射性物質はすでに土と同化しているため、東京電力の管理下にはなく、むしろ、農家が所有しているといえる。故に、東京電力に放射性物質を取り除くよう請求することはできない」

               

               

               

              農家の人たち8人は、金銭的な補償は一切求めず、農地から事故で飛散した放射性物質を取り除いて欲しいという、その一点だけを求めてきました。この裁判官の頭の中には、正義のかけらも人間としての情もありません。論理も説得力もない前代未聞の判決を書くに至った理由は、彼が受けて来た「教育」にあるのです。人格を空洞化させる教育です。私には手に取るように分かります。

               

               

              バカじゃねえのか!この国は

              http://oitamiraijuku.jugem.jp/?eid=132

               

               

               

              福島第一原発の事故はこの国ではなかったことにされようとしています。そして誰も責任を取らない。それどころか被害者が責任を負うのです。この事故はチェルノブイリ級の重大事故であることを、すなわち現在進行形だということを忘れてはなりません。こんな不合理極まりない判決がまかり通るということは、 日本中の誰もが犠牲者になり得るということです。台風や大雨で被災した人々が政府にどのように対応されたのか思い出すべきです。あすはわが身なのです。何がオリンピックだ、ふざけるんじゃない!

               

               

               

               

              原告の一人、鈴木博之さん(69歳)は江戸時代から続く農家の6代目で、原発事故後も、およそ20ヘクタールの農地でコメ作りを続けてきました。

               

               

              鈴木博之さん

               

               


              「私の住んでる農地は、日本でも美味しいお米がとれる土壌だったんです。それが壊されたからね、土壌汚染によって。だから、東電に原状回復してもらう。」

               

              「いいときを思い出すのはつらい。マイナスの仕事はいやですわ。なんぼ頑張っても、プラマイゼロやもん。やっぱり夢と希望っていうのはプラスの話だからね。」

               

              「俺、ちゃんとした土、先祖からもらって、俺の代では汚したけども、これ元に戻して次代の人に渡す。それが最大の我々の世代の仕事と思ってる。」

               

              「我々土を利用して生きているし、生かしてもらってるんだから、もう一回ファイトっていうしかないかなって今、思ってます。」

               

              https://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2019/10/1017.html

               

               

              この国のエライさんたちは、これでも原発を続けるつもりでしょうか。人間と共存できないものと添い寝してどうする!安倍晋三よ、いいかげん現実に目覚めよ!と言っても無理でしょうね。頭がポエムでいっぱいですから。

               

               

              | 原発 | 23:06 | comments(0) | - |
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